鶴田ベンティの家リノベーション|キッチンの大移動
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南面に三室がある採光に優れた鶴田邸。そのうちの一室をキッチンに大改造します。元々北側にあったので大移動です。
こちらが現況の最新版。中央の筋交い右奥がキッチン、左側がダイニングに変わりL字型のLDKを形成します。
南側にダイニングキッチンがあるのは珍しいパターンですが、1950年代日本住宅公団メンバーだったの尚明(しょう あきら)氏が考案したものです。北側の台所で奥様が寒そうに足踏みをしながら皿洗いをしている姿を見て「よし、ダイニングキッチンは家の中で一番南側のあたたかいところに作ろう」と提案したのが始まりです。
その奥様とはあのタコさんウインナーの生みの親である尚道子さんで、道子さんの妹は90年代に「おいしゅうございます」を流行語にした岸朝子さんです。
南側にキッチンを置くと食つながりでなんだかいいことが起こりそうですね!
しかし南面キッチンは衛生面でやや不安があります。
ちょっともったいない気もしますが、窓の半分は塞ぐことにしました。合板の右半分の位置に勝手口がつきますので、通気採光は確保されます。
床をはぐとベタ基礎が出てきました。基礎の上の木が土台(どだい)。宙に浮いたようになっているのが大引(おおびき)です。
根太と同じ厚さのものを使ってご覧のようなフラットな面を作り、空気の通り道を作らないようにします。
STOCKHOME FUKUOKA
山根木材ホーム福岡支社
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