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知って得する!断熱のこと  2.『断熱編』

知って得する!断熱のこと  2.『断熱編』

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2.「断熱とZEH」

山根木材ホームがこだわった住宅を造っているのか。

それはそこに住まう皆様に健康な毎日を過ごしていただきたいからこそです。

エアコンの効率が悪く、外気の影響の受けやすい性能の低い家だと「ヒートショック現象」という健康被害が起こってしまいます。


「ヒートショック」現象とは?

急激な温度変化で体がダメージを受けることを言います。

冬場入浴やトイレの際に暖かいリビングから寒いお風呂場やトイレに移動することで血管が縮み血圧が上昇し、心臓に負担が掛かることを言います。

このヒートショック現象は冬場であればどこでも起こりうる現象なのですが、急な温度変化によって起こることを考えると寒い地域での事故のように感じてしまいますが、実はむしろ温暖な気候の地域で起こりがちな現象なのです。


更に、お風呂場でのヒートショック事故率を見ると、ここ福岡がワースト1.


というのも、北海道や東北地方などの寒い地域では家の断熱や気密などの考え方が九州よりもはるかに進んでおり寒さに対する危険視が十分なのに対し、福岡ここでは寒さに対する危険の認識が低く、ないがしろにされていたからです。

最近は「平均寿命」ではなく、健康寿命という言葉が使われ始めていることをご存知の方も多いと思います。


「健康寿命」とは?

健康上の問題が無い状態で、日常生活を送れる期間のことを言います。


この健康寿命を延ばし、いつまでも元気に健康で住み続けていただくことが、私たち山根木材ホームの願いであり、家造りをする上で一番に考えていることです。


その取り組みのひとつがこちら。

「高気密・高断熱住宅」

最近よく聞く言葉ですが、高気密ってどういうことなのか、高断熱ってどういうことなのか、なかなかイメージがしづらいと思います。

山根木材ホームも「高気密・高断熱住宅」ですが、では山根木材ホームはどのような高気密・高断熱の取り組みを行っているのか、ご説明したいと思います。


2.「断熱」

断熱とは、熱の出入りをさえぎることを言います。

つまり、エアコンなどで調整した室内の温度を外へ逃がさずに室内にとどめる機能を持ちます。

いわゆる魔法瓶の役割を果たすのが、この断熱のポイントです。


すき間を少なくし、熱の移動を少なくする。

これらを追求し高性能化させることで「高気密・高断熱住宅」となり、住みやすい住宅を建てることが出来ます。




福岡支店で施工している建物は、おおむね太陽光発電とエアコンを設置すると、断熱部分はそのままで、ZEHの基準をクリアします。


山根木材ホーム・福岡支店では、「アクアフォーム」という、現場で発泡・吹き付けをする、すき間無く施工が可能な断熱材で家全体をすき間無く包み込んだ住宅です。


すき間ができにくいと言うだけではなく、外の熱の影響を受けにくい断熱材です。



さらに、の一般的な断熱材に比べ、5.0~5.5℃の効果がある優れた断熱材です。


ZEHとは?

建物本体の性能で、エネルギー消費量を20パーセント以上削減し、残りのエネルギー量を創エネ(太陽光発電など)でまかなうことにより、実質ゼロ・エネルギーを実現した住宅のことを言います。


UA値とは?

建物内部から外部へ逃げる熱量を数字化したものをUA値といいます。この数値が低いほど、性能が高い住まいということになり、地域により求められる数値があります。福岡では、H25年度に改定された断熱基準では0.87、ZEHを満たす値では0.6以下の数値が求められます。


現在山根木材ホーム・福岡支店で施工している建物は、基本的にUA値0.6以下のZEH基準をクリアしています。


オール電化の場合、山根木材ホームでは、エネルギー消費量を30~35%削減を達成しています。